Apple Watch SEの購入を検討している方は次の悩みを持っていると思います。
- SE 3が出て安くなった第2世代を買うべきか、素直にSE 3にすべきか決められない
- 「常時表示」「高速充電」が追加されたと聞くが、日常でどれだけ効くのか想像できない
- 今使っているSE 第2世代からSE 3に買い替える価値があるのか判断できない
先に結論をお伝えすると、SE 第2世代とSE 3はケースサイズもデザインも同じで、違いはチップ・常時表示・高速充電・健康センサー・通信の5点にあります。本記事では、Apple公式の技術仕様を突き合わせて両世代の差を比較表にまとめ、Amazonの購入者の声とあわせて、新規購入と買い替えの視点で整理しました。
Apple Watch SE 第2世代と第3世代の共通機能|世代が変わっても同じ4つ

SE 3は第2世代の外装は変わらないため、共通部分が非常に多いのが特徴です。ここでは次の4つを解説します。
- ケースサイズとデザインは同一
- 心拍センサー・転倒検出・衝突事故検出
- 50メートルの耐水性能とワークアウト計測
- Suica・通知・iPhone連携の基本機能
ケースサイズとデザインは同一
Apple公式の技術仕様では、SE 第2世代もSE 3も40mmと44mmの2サイズで、厚さはいずれも10.7mmです。ケース素材もアルミニウムで共通し、カラーはミッドナイトとスターライトの2色です。正面から見ただけで世代を判別するのはほぼ不可能で、バンドもそのまま流用できます。外装に差がない分、違いはすべて中身にあると理解しておくと、比較表が読みやすくなります。
心拍センサー・転倒検出・衝突事故検出も共通
安全と健康の基本機能はSE2とSE3で同じです。第2世代の光学式心拍センサーによる心拍計測、高心拍・低心拍と不規則な心拍リズムの通知、転倒検出、衝突事故検出はSE 3にも搭載されています。安心の「万一のときに自動で緊急通報してくれる」という機能はどちらを選んでも同じです。
ただし、両世代とも心電図と血中酸素の測定には対応していないため、必要ならSeriesラインを検討することになります。「SE 3なら心電図が使える」と誤解しやすいので注意してください。
次の画像は、筆者が約10kmのランニングで計測した心拍数の記録です。

Apple Watchは走っている間の脈拍を自動で測り続け、その変化をグラフにしてくれます。走り始めは116拍/分ほどでしたが、少しずつ上がっていき、後半は170拍/分前後で落ち着きました。平均心拍数も表示されるので、その日の運動がきつすぎなかったかを確認できます。
50メートルの耐水性能とワークアウト計測も同じ
耐水性能は両世代ともISO規格22810:2010に基づく50メートルで、プールや海での水泳に対応します。ワークアウトアプリでのランニング・サイクリング・スイミングの計測、GPSによる距離記録、アクティビティリングも共通です。
筆者も2018年8月に、当時のApple Watch Series 3を着けてスイムラン(自転車なしのトライアスロン)に参加しました。オープンウォータースイミング2.55kmは1時間12分55秒(平均心拍145bpm)、続く屋外ランニング16.37kmは2時間9分12秒(平均心拍162bpm・上昇高度119m)で、海でも陸でも一度も外さずに記録できています。
距離(GPS)・心拍・消費カロリーは種目ごとに分かれて保存されるため、当時のモデルでもレース記録として困りませんでした。長時間の水泳からそのままランニングに移れる耐水性とワークアウト計測は、2018年以降のモデルなら備えている機能です。


Apple Watch Series 3を使って記録したワークアウトデータ(オープンウォータースイミング2.55km/屋外ランニング16.37km)
次の画像は、筆者が約6kmのランニングで計測したラップタイムの記録です。

1kmごとのタイムが自動で記録されるため、走りながらボタンを押す必要はありません。最初の1kmは7分20秒でしたが、最後の1kmは5分39秒まで上がっており、後半にペースを上げたことがわかります。自分のペース配分の癖を知るのに便利です。
運動記録のために買うなら、第2世代でも機能面で不足はありません。差が出るのはGPSや心拍の処理を担うチップの速度と、ワークアウト中に画面を常時見られるかどうかで、計測できる項目自体は変わりません。「泳げる・走れる・記録が残る」は世代を問わずSEの標準の仕様です。
なお、本ブログではApple Watchの歴代モデルの比較も行っているのでぜひ参考にしてみてください。

Suica・通知・iPhone連携の基本機能も同じ
Apple PayとSuicaによる決済、iPhoneの通知確認、通話、Siri、iPhoneのロック解除といった日常機能は両世代で同じです。改札を時計で通り、LINEを手元で読むの、SEのどちらの世代でも同じように果たせます。
GPSモデルは単体で通話やモバイル通信ができず、iPhoneが近くにあるかWi-Fi環境が必要な点も共通です。iPhoneを置いて外出しても通話したい場合は、世代に関わらずGPS + Cellularモデルを選ぶ必要があります。
Apple Watch SE 第2世代と第3世代の違い|比較表で5つの差分を確認
ここからが本題です。2022年9月発売の第2世代と2025年9月発売のSE 3では、中身が大きく改良されました。
| 項目 | SE 第2世代 (2022年) | SE 3 (2025年) |
|---|---|---|
| チップ | S8 | S10 |
| ケースサイズ/厚さ | 40・44mm/10.7mm | 40・44mm/10.7mm |
| ディスプレイ | Retina LTPO OLED 最大1,000ニト | LTPO OLED常時表示Retina 最大1,000ニト |
| 常時表示 | — | ◯ |
| バッテリー(通常) | 最大18時間 | 最大18時間 |
| 低電力モード | 時間は非公表 | 最大32時間 |
| 高速充電 | —(約1.5時間で80%) | ◯(15分で最大8時間分) |
| 心拍・不規則心拍通知 | ◯ | ◯ |
| 転倒検出/衝突事故検出 | ◯/◯ | ◯/◯ |
| 皮膚温センサー | — | ◯ |
| 睡眠時無呼吸通知/睡眠スコア | —/◯(watchOS 26〜) | ◯/◯ |
| 心電図/血中酸素 | —/— | —/— |
| 手首ジェスチャー | — | ダブルタップ・手首フリック |
| スピーカーで音楽再生 | — | ◯ |
| モバイル通信 | LTE | 5G RedCap |
| 耐水/Suica | 50m/◯ | 50m/◯ |
| 次期watchOS 27(2026年秋) | 対象外 | 対応 |
| Apple公式価格(GPS) | 販売終了 | 41,800円〜 |
| Amazon価格の目安 | 整備済み29,700円〜 | 41,800円〜 |
ここでは次の5つを解説します。
- チップがS8からS10へ
- 常時表示ディスプレイの追加
- 高速充電で15分充電・8時間駆動
- 皮膚温センサーと睡眠時無呼吸通知
- 5G・スピーカー再生・手首ジェスチャーと価格
チップがS8からS10へ
SE 3は上位のSeries 11・Ultra 3と同じS10チップを搭載しています。第2世代のS8は2022年のSeries 8世代のチップで、2世代分の差があります。
アプリの起動やSiriの応答が速くなるだけでなく、S10は4コアのNeural Engineを備え、手首ジェスチャーや睡眠時無呼吸の解析はS10チップがあってこその新機能です。
長く使う上ではwatchOSの新機能に追随できる期間が変わってきます。2026年時点でSEを買うなら、チップ世代の新しさはそのまま「使える年数」になり得るでしょう。
常時表示ディスプレイの追加
第2世代は手首を上げたときだけ画面が点灯し、下ろすと消えます。SE 3は画面が常に薄く表示され、腕を動かせない会議中や作業中でも、視線を落とすだけで時刻と通知を確認できます。腕時計として「常に時刻が見える」という当然の機能が、SE3でようやく搭載された形です。
高速充電で15分充電・8時間駆動
充電速度も改良されています。Apple公式によると、SE 3は15分の充電で最大8時間の通常使用が可能で、約45分で80%まで充電できます。第2世代は約1.5時間で80%と、SE 3の2倍近い時間がかかります。
入浴中の15〜20分だけ充電すれば日中と睡眠計測の分がまかなえるため、「夜は外して充電」という運用ではなくなります。睡眠時無呼吸や睡眠スコアを使うには夜も着ける必要があるので、高速充電は健康機能とセットで考えると大変に便利な改良です。バッテリー持ち自体は同じ18時間でも、日常の使いやすさはSE3の方が圧倒的に良いです。
皮膚温センサーと睡眠時無呼吸通知
健康機能では、SE 3に手首皮膚温センサーが追加され、睡眠時無呼吸の通知に対応しました。皮膚温は睡眠中の体温変化から周期予測や体調変化の把握に使われ、睡眠時無呼吸通知は30日間の呼吸の乱れを解析して中等度〜重度の兆候を知らせます。
第2世代にはこうした機能がなく、睡眠スコアのようにソフトウェアで追加された機能だけが共通です。ただし心電図と血中酸素は両世代とも非対応で、ここはSEとSeries11との機能差になります。
「睡眠中の呼吸や体温まで見たい」ならSE 3、「心臓の異常を記録したい」ならSEでは足りない、と切り分けてください。
5G・スピーカー再生・手首ジェスチャーと価格
細かな差として、SE 3はCellularモデルで5G(RedCap)に対応し、内蔵スピーカーで音楽やポッドキャストを直接再生でき、ダブルタップと手首フリックのジェスチャー操作が使えます。
価格はSE 3が40mm 41,800円・44mm 46,800円(Apple公式・GPS)で、第2世代はApple公式では販売終了、Amazonの整備済み品が29,700円前後です。差額は約1万2,000円。
金額に常時表示・高速充電・健康機能・チップ2世代分が含まれるイメージです。なおSE 3は2025年9月の発売時37,800円から2026年に値上げされており、今後の価格変動には注意が必要です。
Apple Watch SE 第2世代と第3世代の口コミ|口コミ・レビューを世代別に紹介
仕様表だけでは分からない使用感を、Amazonに投稿されたレビューから世代別に確認します。それぞれ3件ずつ引用しました。次の2世代の口コミを紹介します。
- SE 第2世代の口コミ
- SE 3の口コミ
SE 第2世代の口コミ
時計代わりかつ、通知機能とApple Payが目的で購入しました。
★5「SEで十分」/引用元:Amazon
最新世代や通常モデルにしかない機能も複数存在しますが、そこまで多機能のものではなくてよかったので、このモデルを購入して正解でした。
次も購入するなら、SEを購入したいと思います。
Apple Watchはバッテリーの劣化が早めなので、朝出かける前に充電し、使用しないかは50%程度のバッテリー残量をめどで電源を切るようにしています。
使用頻度にもよるかと思いますが、私はこの使い方で1年以上経過してバッテリー残量が99%とうまく利用できていると思います。
電池持ち以外はいいと思います。
★4「安心だね」/引用元:Amazon
電池は二日にいっぺん充電が必要です。
通知が即座に来るので便利
アラーム設定もできるので、深夜仕事で出ないと行けない時などに便利だと思います
自身の睡眠状態の把握など、もう外せません
★5「なくてはならない必須アイテム」/引用元:Amazon
充電のタイミングだけ気を使います
時計だけでなく、タイマーや気温充電残などをパネルに表示させてるのでとても便利
第2世代の口コミは「通知とApple Payが目的なら十分」という割り切った満足が中心です。一方で「充電のタイミングだけ気を使う」という声が複数あり、高速充電がない点が唯一の不満として繰り返し報告されています。
なお、本ブログではApple Watchの歴代モデルの比較も行っているのでぜひ参考にしてみてください。

SE 3の口コミ
初めてのアップルウォッチです。
★5「必要十分なアップルウォッチ」/引用元:Amazon
使いこなせるか不明だったため、1年ほど安いスマートウォッチを使ってみてから、プライムセールを待ち購入しました。
カバーを着け、ベルトを軽い樹脂製に変更したのもありますが
凄く軽くて、着けているのが気になりません。
寝てる間も着けています。
iPhoneとの連携が本当に良く、メガネの付け外しでFace IDが上手く反応しなく、面倒だったのですが、ウォッチ連携でロック解除が便利です。
充電も私の使い方だと1日半くらい持つので、入浴のタイミングで充電すれば困りません。
ただ、純正充電器のコードが長く固いので、充電器は買い足しました。TORRASの充電器を。
ノンストレスで充電出来ています。
アルミニウムタイプで傷は付きやすいと思いますが、定期的にケース等を変えて楽しめそうです。
アクセサリーが沢山あるのも、アップルウォッチの利点ですね。
常時表示も出来て、急速充電も対応。
コスパの良いアップルウォッチです。
機能を使いこなせてないので、私にはSEで十分です。オススメします。
もう最高でした!
★5「Applewatch」/引用元:Amazon
使いやすくて、元々欲しかったので
買って良かったです!!
皆さんも迷ってるならオススメします!
お出かけの時も仕事の時もつけてますが濡れてもほんとに大丈夫です。
洗い物の時も大丈夫です。おすすめです
高齢者にとっては、機能的に満足出来る物であった。発注時、付属のバンドサイズの確認ミスで、出費が増えた。充電器の表カバーを、保護シートと間違え、充電器を壊した。無知による痛い出費である。使って尚、機能的に満足している。
★5「初めてのスマートウォッチに満足」/引用元:Amazon
SE 3の口コミで特徴的なのは、別のスマートウォッチの利用者が「常時表示」などを良い機能として具体的に挙げていることです。Amazonでは2026年9月時点で⭐︎4.6(663件)と極めて高い評価を得ています。
結局、SE 第2世代とSE 3のどっちがいいのかおすすめを解説!
結論から述べると、これから買う方はSE 3をおすすめします。具体的には、睡眠も含めて着けっぱなしで使いたい、時刻を常に見えるようにしたいという方に特にSE 3がおすすめです。理由は、15分で8時間分の高速充電と常時表示ディスプレイ、睡眠時無呼吸通知・睡眠スコアが、「夜も着ける」運用を前提に設計されているからです。
S10チップで今後のwatchOSにも長く対応し、新品41,800円で3年以上使うつもりなら、SE2との1万2,000円の差額は月々300円程度と換算できます。初めてApple Watchを買う方、第2世代の充電に不満がある方は、SE 3をおすすめします。
まとめ|これから買うなら、Apple Watch SE 3がおすすめ
Apple Watch SE 第2世代とSE 3は、ケースサイズ・デザイン・耐水・心拍・転倒検出・Suicaが共通機能です。世代交代で変わったのは、チップがS8からS10へ、常時表示ディスプレイの追加、15分で8時間分の高速充電、皮膚温センサーと睡眠時無呼吸通知、そして5G・スピーカー再生・手首ジェスチャーという5点です。加えて第2世代は2026年秋のwatchOS 27の対象外になります。
SE 3は「夜も着けて睡眠を計測し、入浴中の充電で回す」という方にもおすすめできるので、ぜひ次のリンクからチェックしてみてください。
なお、本ブログではApple Watchの歴代モデル比較も行っているのでぜひ参考にしてみてください。SE 3を選んだうえで上位のSeries 11とも比べたい方は、SE 3とSeries 11の違いもあわせてご覧ください。


と第3世代(SE-3)を比較!常時表示・高速充電・健康機能の違いを解説.jpg)
コメント